はじめに
ファミリー引越しは荷物の量も多く、距離や時期によっては費用が大きく膨らむこともあります。特に子育て世帯では引越しにかけられる予算が限られていることが多く、なるべく出費は抑えたいところです。今回は、家族の引越し費用を節約するための具体的なテクニックを7つご紹介します。
1. 複数社に見積もりを依頼する
引越し費用を抑えるうえで最も効果的なのが「相見積もり」です。1社だけに依頼するのではなく、3社以上から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較しましょう。オンラインの一括見積もりサービスを活用すれば、手間もかからず比較が可能です。
2. 引越しの「閑散期」を狙う
引越し費用は時期によって大きく変動します。特に3月〜4月の新生活シーズンは繁忙期で、料金も通常の1.5〜2倍になることがあります。一方、6月〜8月や11月〜12月などは比較的予約も取りやすく、料金も抑えめです。
3. 平日・午後便を選ぶ
引越し日を平日に設定するだけで、数万円の節約になることも。さらに、午後便やフリー便を選ぶことで時間指定を外し、さらに安く抑えることができます。ただし午後便は前の作業の影響で遅れることもあるため、スケジュールに余裕を持ちましょう。
4. 不用品は引越し前に処分する
不要な家具や衣類、本などを事前に処分しておくことで、トラックの積載量を減らせて費用が下がることがあります。処分方法としては以下のようなものがあります：
- リサイクルショップやフリマアプリで販売
- 地域の粗大ごみ回収を利用
- 寄付団体への寄贈
子ども用品やベビーグッズも、リユース市場では人気があるためおすすめです。
5. 梱包作業を自分たちで行う
業者の「おまかせプラン」では梱包から開梱までしてくれますが、その分料金も高めに設定されています。少し手間はかかりますが、家族みんなで荷造りをすれば大幅な節約につながります。特に食器や衣類などは自分で梱包しやすいので、自力で済ませるのが賢明です。
6. 梱包資材は無料で集める
引越し業者が提供する段ボールは有料な場合もあります。近所のスーパーやドラッグストアで無料で配布している段ボールを活用することで、資材費を削減できます。また、衣類を包むためのバスタオルや古布なども利用できます。
7. 補助金や助成制度を活用する
自治体によっては「転入・転出にかかる引越し補助金」や「子育て世帯への引越し支援制度」を設けているところもあります。新しい住まいがある市区町村の公式サイトを確認して、活用できる制度があれば申請しましょう。
まとめ
ファミリー引越しの費用は工夫次第で大きく節約できます。相見積もりや引越し時期の工夫、そして家族での協力がカギとなります。予算を抑えながらも、安全で快適な引越しを実現するために、ぜひ今回ご紹介したポイントを取り入れてみてください。
次回は、「子どものいる家庭が引越し前後にやっておくべきこと」をテーマにお届けします。
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